暴落はいつ買う?VIX・騰落レシオ・信用評価損益率から見る“底のサイン”
株式市場では時々、大きな下落が発生します。
地政学リスクや金融政策、景気不安などがきっかけとなり、短期間で株価が大きく下落することがあります。
暴落は恐怖を伴いますが、長期投資家にとっては大きな買い場になることも多いです。
では、暴落時はどのタイミングで買いに向かえばよいのでしょうか。
今回は私が参考にしている以下の3つの指標から、暴落時の買いポイントを整理してみます。
- VIX(恐怖指数)
- 騰落レシオ
- 信用評価損益率
さらに、暴落の底でよく起きる**「セリングクライマックス」**についても考えてみます。
暴落時に見る3つの指標
① VIX(恐怖指数)
VIXは市場の恐怖感を表す指標です。
目安は以下の通りです。
- 20以下:平常
- 25前後:警戒
- 30以上:恐怖
- 40以上:パニック
一般的に30を超えると市場はかなり不安定な状態になります。
ただし、過去の暴落では
35〜40付近で底をつけるケースも多くあります。
② 騰落レシオ
騰落レシオは市場全体の過熱感を見る指標です。
目安
- 120以上:買われすぎ
- 100前後:通常
- 80以下:売られすぎ
- 70以下:暴落レベル
暴落時の反発は70〜80付近で起きることが多いです。
これは、ほとんどの銘柄が売られすぎになった状態を示しています。
③ 信用評価損益率
信用評価損益率は、信用取引をしている投資家の損益状況を示す指標です。
目安
- −5%:通常
- −10%:弱気
- −15%:投げ売り
- −20%:大底圏
暴落の底では**−15%以下になることが多い**と言われています。
これは、信用買いをしている投資家が耐えきれずに投げ売りが出る水準です。
暴落の底で起きやすい「セリングクライマックス」
株式市場では、暴落の最終局面で
**セリングクライマックス(投げ売りのピーク)**が起きることがあります。
これは
- 恐怖がピークになる
- 投資家が耐えきれずに売る
- 出来高が急増する
という状態です。
この時、市場では次のような現象が起きやすくなります。
- 大陰線が出る
- 出来高が急増する
- 多くの銘柄が大きく下落する
- 信用評価損益率が急悪化する
しかし、この投げ売りが一巡すると急反発することも多いです。
現在の状況をどう見るか
現在の市場の状況は
- VIX:約30
- 騰落レシオ:ほぼ通常
- 信用評価損益率:−0.1%台
となっています。
この状態は
恐怖感は高まっているが、まだ投げ売りは起きていない状態
と見ることができます。
暴落の典型的な流れは次のようになります。
- VIX上昇
- 株価下落
- 騰落レシオ低下
- 信用評価損益率悪化
- セリングクライマックス(底)
現在はまだ初期段階の可能性があります。
私の暴落時の基本戦略
暴落時は一度に買うのではなく、分割して買うことを基本にしています。
例えば次のようなイメージです。
- 下落初期:少しだけ買う
- 騰落レシオ80割れ:追加
- 信用評価損益率−10%以下:さらに追加
このように段階的に買うことで、
底を完全に当てなくても平均取得価格を下げることができます。
まとめ
暴落時は恐怖感から売りが広がりますが、冷静に指標を見ることで買いタイミングのヒントを得ることができます。
私が参考にしているのは次の3つです。
- VIX
- 騰落レシオ
- 信用評価損益率
そして、暴落の最終局面では
**セリングクライマックス(投げ売りのピーク)**が起きることがあります。
これらを組み合わせながら、焦らずに分割して買うことが大切だと考えています。
※本記事は投資判断を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。

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